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☆☆ 小ネタ(幼児化) ☆☆
襖を開けると、そこには赤瞳蒼髪のアイルランド人の子供がいた。
「………」
「………」
「何かフラグが立ったのかね?」
「幼児化のフラグなんかねぇよっ!!」
「ふむ、しかしランサーコスプレイベントや、金ぴか慢心王の子供化などあったのだから、今更君が幼児化したところでなんの不思議もあるまい?」
「大有りだこの磨耗野郎が。つかコスプレ言うな。ありゃ純粋に勤労に勤しんだ結果だ。断じてコスプレなんかじゃねぇ」
「その割にはアルバイトの立ち絵・差分が多かったようだが」
「それは俺じゃなくて型月に直談判に行け」
「断る。そんな面倒なこと、何故私がしなければならない」
「お前が振ったんだろうがっ!!ああ違うそうじゃなくて!!なんでっ、俺がっ、幼児化イベントの対象なんだよ!!別にお前でもいいじゃねぇかっ!!」
「私が退行したところで行き着く先は見えているだろうに」
「……そういやそうだな」
「そういうことだセタンタ君。さて、幼児化のフラグが立ったということは、発端は凛か?イリヤか?それとも桜かな?彼女達のうち、一体君は誰に何をしでかしたんだ?」
「ナニソノ凶悪な選択肢。俺に死ねって言ってるようなもんじゃん」
「ふむ。まぁ概ねその直感は正しい。ちなみに桜が発端だった場合、問答無用でBADEND直行だ」
「喰われるんだ」
「喰われるな」
「仮に凛嬢ちゃんでも白い嬢ちゃんでも、結果はあんまりかわらねぇ気がすんだがよ」
「そうだな。彼女らを怒らせた罪は重い。よって、ま、原因はどうあれ結局のところDEADEND行きなんだがな」
「選択肢の意味はっ!?どの選択肢でも死直行便っ!?幼児化の意味がねぇっ!!!」
「子供になって何か君に得があるのか?」
「え?そりゃアーチャーとお風呂イベントとかアーチャーと添い寝イベントとかアーチャーと買い物デートイベントとか?」
「はっはっはいっそ潔く散りたまえクランの猛犬よ。心配しなくても、大人でも子供でもそんなイベントのフラグは生涯立たん」
「ますますもって俺の幼児化の意味はっ!?」
終劇
アーチャーに、「何かフラグが立ったのかね?」と言わせたかっただけです(死)
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